建通新聞(7月11日付)に当社が記事掲載されました。
2012年7月11日
“総合防災”をワンストップで企画・提案
防災・防犯用品の販売事業について、現在、事業継続マネジメントシステムの認証取得に向けた作業を進めている。「9月中の認証を目標としていて、取得すれば国内第1号となる見込みだ」と、防災分野で先頭集団を走る企業として、常にチャレンジ精神を持ち続ける。
2012年3月に会社創立50周年を迎えた。当初、「消火器の製造・販売を主力としていた」業務は、やがて設備関連の設計・施工、さらにはメンテナンスへと領域を拡大。近年は、防災用品から、企業における災害時の安全確保、事業継続計画への対策まで、「社名に掲げる“総合防災”を、ワンストップで企画・提案」している。
東日本大震災の発生後、被災地支援としてボランティアに参加する一方、自社で販売する消火器のラベルに『がんばろうニッポン!』のロゴを印刷している。「わが社の年間出荷数は1万2000本以上。ロゴを見て、一人でも多くの人が防災の大切さを思い出してほしい。震災の記憶を風化させてはならない」と言い切る。
「国内の経済状況は停滞が続き、震災復興も遅れがち。国は被災者の身になって、一日も早く安心して暮らせる街づくりを主導してほしい」。
7月20日には創立記念式典を東京都内で開く。これからの目標として「50年の次は100年を目指したい。人の命に限りがあっても、企業の寿命は尽きない。そのために、日々を積み重ね、いかに次代へバトンを渡すか」過去の50年を礎に、これからの50年に思いを巡らす。
(相模支局=佐藤有一)